ぎゃらりーみんたまあ

第1回 「山原ものづくり塾」展


20071010monotukuri
「山原ものづくり塾」第1期生から4期生までの
作品の展示、即売会

ものづくりの実演やワークショップも行います

期日:2007年10月9日(火)〜10月21日(金)
入場無料 即売もやってます
主催:山原ものづくり塾

会場風景はこちらから・・・

お問い合わせ先 
  ギャラリーみんたまあ 0980-43-7173

山原ものづくり塾では新規塾生を募集してます。
伝統的なものづくりの技術を習得してみませんか?


資料
        山原ものづくり塾の趣旨
 「生涯学習」が提唱され久しく、また、学校では「総合的学習の時間」が教育課程に導入されました.                
使い捨ての昨今、自分で使う道具は自分で作ってきた古人の技を「ものづくり塾」を通して受け継ぎ、
それを広く市民に広める指導者の育成を行いたいと思います。
 また、名護博物館のモットーである「ぷりでい」の精神を広め、名護博物館の活用も目的の一つです。
 「ものづくり塾」は、パーキ作り指導者育成に重点を置き下記の要領で行っていきます。
 「ものづくり」の「もの」は「軌」と「者」を表します。「づくり」は「作る」であり「造る」・「創る」でもあります。

                 記


名称:山原ものづくり塾
目的:後世に伝えていかないといけないと思われる庶民の「技」を継承し、市民に教え広めることの出来る人材(指導者)の育成を目的とします。
塾長:島袋正敏を塾長にします.
塾頭:木下義宣が塾頭になり、講義や技術指導を行います。また、事務局をつとめます。
継承していきたい技:①バーキ作り(ティール、アラバーキ、切り溜めジョーキ、ミージョーキ、ユイ、ムチウプサー、サギジョーキ、クズカゴ等)
         ②漆喰シーサー作り
         ③わら細工
         ④凧作り 等
会員:この塾の趣旨に賛同し、技を継承し市民にに広く教えることのできる人で、ある程度竹ひご作りのできる方。全日程参加できる方。定員10名程度。
会費:特にありませんが必要経費は、その都度徴収いたします。
入塾・説明:入塾・脱会は自由です.
運営:会の運営は会員の話し合いにより決めます。
定例会:5月、7月、10月、11月〜3月毎月1回、土曜日・日曜日を基本的な定例会とします。
事故時の責任:会員各自の責任とし、当塾は責任を負いません。
 活動予定表(日程と場所は変更になる場合があります。)
回  月日(曜日)    内容          場所(予定)
1. 5月21日(土) 漆喰シーサーつくり(開講式) 名護博物館
2. 7月23日(土)  ワラジつくり          ”
3.10月 8日(土)  凧つくり            ”
4.11月26日(土)  パーキつくり1 ティール     ”
    27日(日)     ”             ”
5.12月17日(土)  パーキつくり2 アラパーキ    ”
    18日(日)     ”             ”
6.  1月28日(土)   バーキつくり3 切り溜ソーキ   ”
     29日(日)      ”             ”
7.  2月18日(土)   バーキ作りつくり4 ムチウブサー”
     19日(日)     ”             ”
8. 3月18日(土)   パーキつくり5 ミ一ジョーキ   ”
     19日(日)     一   (修了式)     ”





合併直後の1971年から始まったバーキ作り

3月20日、全5回にわたり名護博物館を中心に行われてきた「ものづくり塾」主催のバーキづくり指導者養成講習が終了し、9名に修了証が手渡された。技術指導を行ったのは木下義宣さん(沖縄工業高校教諭)と島袋正敏さん。「もの」をつくるという大切な事を通して道具の見方や価値感を高めたい。また、実際につくる「技」を継承し、次代に伝えていける「人材」も育成していくことを目的に「ものづくり塾」を運営している。
 島袋さんは、「実はバーキづくりは1971年から(琉米文化会館時代)から続いているもの。現在は、4年前からネオパークで50名ほどの参加者が集まり行われている。しかし、年々指導者が減り、ものづくりの「技」を今、継承しないと後世に残していくことができなくなっていく」と危惧する。
昨年の11月に始まった第1回講習ではティール。その後、工事用バーキ、切り溜ソーキ、ムチウブサー、最後にミージョーキーをつくった。木下さんが丹誠込めてつくったイラスト入りのテキストには編み方の手順が丁寧に書き込まれていた。今後、「ものづくり塾」では5月に瓦を使った「シーサー」づくり養成講座なども行っていくという。名護市民のひろば 平成17年4月号より

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