ギャラリーみんたまあ

程順則のすがた

平成19年度名護博物館企画展5
程順則のすがた (ていじゅんそくのすがた)


2月5日(火)〜10日(日) 入場無料
名護博物館ギャラリー

主催:名護市教育委員会、名護博物館
問い合わせ:
名護博物館 名護市東江1ー8ー11 0980-53-1342


 程順則(1663~1734)は、久米村出身の近世琉球を代表する政治家・学者です。多大な業績に加え、徳を備えた人物であったことから、後に「名護聖人」と呼ばれるようになりました。


 名護との関わりは、名護間切総地頭職にあった晩年のわずか6年間でしたが、名護の人々が程順則を尊敬するこころは、彼の死後も変わることなく、毎年旧暦1月1日に行われる「御字拝み」と呼ばれる儀式として、間切番所時代から今日にいたるまで続いています。また、名護市内の一部の小中学校において、六諭が道徳の授業の題材として用いられています。ちなみに今年は、1708年に六諭が中国からもたらされて300年という節目の年にあたります。

 このように名護に馴染み深い程順則の姿を描いた肖像画が、子孫の名護家(福岡県在住)に3点伝わっています。3点の肖像画の一つ一つに特徴があり、まるで人生の節目を表現しているのではないかと思われるほどです。


程順則

程順則(1663~1734)肖像
名護弘一氏蔵

 今回の企画展は、子孫である名護弘一氏のご協力を得て、名護家に伝わる3点の肖像画(複写)をはじめ、名護博物館が所蔵している程順則の書軸や六諭衍義などの資料を展示します。ぜひ、この機会に名護と馴染みの深い程順則の「すがた」をご自身の目でお確かめ下さい。 多くの皆様のお越しをお待ちしております。(博物館HPより引用)

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